鍋オフレポ~後編~

 うさまっちーは得意のうさぎ飛びで会場に向かう。しかし、悲劇は既に始まっていた。
「これはいったい……!」
  死屍累々と倒れ付す罪のないラケンオフ会民。残飯と化した食材の数々。その中で一人、よろよろと立ち上がる男がいた。
「大丈夫ですか!?」
 うさまっちーが駆け寄ると、男は息も絶え絶えに言葉をつむぐ。
「君のようなか弱いうさぎが、ここにいてはいけない。逃げなさい」
 そんな健気な男をあざけり笑うアホがいた。

( ̄Σ ̄)「ぬははは! 僕の手料理はそこのうさぎにも食べてもらう!」

 そう、世にも奇妙な物の怪こと、邪神ミッチールだ! 無精ひげを生やした脂汗ギトギトのデブ。誰しもが戦慄を覚えるその容貌に、うさまっちーは言葉を失った。
「くっ……ラケン所長の名にかけて、貴様にこれ以上の毒は作らせない!」
Σ( ̄Σ ̄)「毒じゃない、手料理だ! ちょっと紫色がきついけど」
 ミチルが抱える鍋は、ちょっとどころじゃなく臭い。具材が猛毒と化しているのか、鍋の底がみるみる溶けている。
( ̄Σ ̄)「しゃーねー、別の鍋を使うか」
「やめろ、それ以上鍋をダメにするな!」
 男の言葉など意に介さず。ミチルは新しい鍋に手を伸ばす。
「だ、だめー!」
 かわいらしく走って、ミチルから鍋を取り上げるうさまっちー。しかし、ミチルはセクハラまがいに高笑いをあげ、容赦なく追いかける。
※ミチルからのお願い。迫力ある逃走劇を想像してください(何

「待てー!」
 勇敢にもミチルの前に立ちはだかる青年がいた。
( ̄Σ ̄)「何者だ!?」
「僕はトラ子猫。うさまっちーを死守するべく、ラケンオフに参上したんだ」
 本来ならここで、正義の使途()トラ子猫さんに描写を緻密にするべきだが、作者にその腕はない。そんなわけで、邪神ミッチールに語ってもらいましょう!

( ̄Σ ̄)「……ごめん、外見が普通すぎて何もいえない」

「え?」

 救いを求めるように、うさまっちーに視線を移すトラ子猫。しかし、うさまっちーは首を横に振る。
「すみません、私にも普通としか……」
「……」
 言葉を失うトラ子猫。
 がんばれ子猫、負けるな子猫、青春は君を待っている! 悪いのは、何もいえない邪神ミッチールだ(何
「いや、君は大したものだ」
 そう言ったのは、ラケン所長様だ。
「ミチル鍋を食べて、よく持ちこたえた」
「トイレに駆け込みましたので」 
 所長とトラ子猫は頷きあった。二人とも、そうして持ちこたえたのだ。
※実際に作られた鍋は、ミチルは一切かかわっておりませんので、ご安心ください。

( ̄Σ ̄)「どいつもこいつも、僕の鍋をなんだと思っている!? こうなったら僕が全部食べてやる!」
 自作の鍋を食べるミチルだが、徐々に顔色が青くなる。
 そして、トイレへ駆け込んだ。
「いまのうちに、鍋を処分しましょう」
 うさまっちーの提案に、男二人は頷く。ミチルの失敗作を処分する頃には一夜明けていた。
「長い戦いでした」
「ああ、ここのブロガーには表現できないほどに。ありがとう、親切なうさぎさん。君のおかげで東京は救われた。ラケンの所長として感謝する。あと、案外普通だった子猫さんにも」
「ひどくないですかΣ」
 倒れ付していたラケン民を手厚く治療して、二次会は開始される――


( ̄Σ ̄)bうん、完結()
 

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントをありがとうございます!

非公開の方へ
 早速ブログに遊びにきてくださり、ありがとうございます! 基本的にくだらない事しか書きませんが、よろしくおねがいしますw

 こちらこそ大変お世話になりましたm(__)m 次のオフ会は、花粉症がひどいためにパスしてしまいますが; また機会があればぜひともお話してください!
 ちなみに男の娘は、嫌いではないとう程度です。いると面白いとは思いますが。どちらかといえば男勝りの女の子が好きです。暴力がすぎると萎えますが、勝気で男を引っ張るタイプの女キャラは好きです(ry

 話題が完全に別方向に行ったのでこのへんで。それではまたよろしくお願いしますー。
プロフィール
静岡県に生息する元ぷータロー。たぶん忙しい

ミチル

Author:ミチル
あなたの勇気ある訪問に感謝します!

カウンター♪
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
地球の名言

presented by 地球の名言
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR